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2014年10月母が乳ガン(ステージ4)に。リンパ→脳→皮膚転移しましたが、前向きに治療に取り組んでいるのを、少しお手伝いしています。


by mellowww
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初めてふたりで泣いた

今朝病室に行ったら、なんだか調子が悪い、と。
朝のリハビリ断ろうかなーって、言い出したので、
えー、熱でも出たのー??とわたしビビる。

測ってみたけど平熱。血圧も正常。
でも、本人、やる気がないので午前のリハビリは中止となりました。

お昼ごはんは少し食べれてたので、
午後のリハビリどうしようねーと話していたら、
リハビリの先生がタイミング良く病室へ。

「調子悪いって聞いたけど、どうしたのー??」
「うーん、なんかやる気がないの。。。」
「がんばりすぎちゃってたんじゃない?最近」
「うーん、そうかなー。。。」
「今無理して退院後倒れちゃダメだから、今日は休も?」
「退院後かぁ。。。」

そこから、おかあさんは急に涙ぐみ、こう続けました。

今までも迷惑掛けたのに、またこの子たちに、
退院したら迷惑かけなきゃいけない。
普段は人前で泣いたりしないけど、くやしくて、
情けなくて。。。
いつ、また倒れるか、わからないし、
本当に毎日が怖い。。。

さすがにわたしも号泣しました。
初めてふたりで号泣。

わたしは小さい声で、
「でも、起こったことはしょうがない、先に進まないと」
と言うのが精一杯。

誰だって親がいつまでも元気でいて欲しい。
いつまでも、自分のことを子供扱いして怒って欲しい。
でも、いつかは別れが来る訳で、
それは避けられない運命な訳で。

リハビリの先生が、
「自分の気持ちに正直になって泣いちゃうのはいいんだよ」
「我慢しないで」
「でも、少しでも迷惑掛けないようにリハビリはしようね」
「二日はいいけど、三日は休んだらダメだからね!w」
と励ましてくれて、ふたりとも落ち着きました。

今まで平坦だったわたしの感情が一気に溢れた瞬間でした。

思えば、去年の10月から何度となく実家に戻り、
打たれ弱いおとうさんの話し相手になり、
おとうさんの代わりに、おかあさんの兄に電話報告したり、
姉弟に近況報告したり、主治医やたくさんの担当医からの、
病状報告を聞いたり、、、そんな中、
大阪に少し戻り、洗濯掃除したり、バイト行ったり。

なんだか日々の生活に終われ、素直に悲しむことを、
抑えてしまってたのかもしれません。
→大阪では外食を許してくれるダンナに、ほんと感謝。

今日のことがあって、ふと感じたのは、
あ、こうやって看病する人は精神やられるんだな、とw

わたしは、ここのブログが息抜きになってるので、
大丈夫だと思いますが、読まれててヤバイんじゃね?と、
少しでも感じた方は助けてください(爆)

号泣しましたが、わたしは今日も元気です。

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名古屋は暑過ぎて、クーラーかけまくり。
猫がクーラーない台所から、すぐこっちに来ます。

でも、クーラー嫌いだから、すぐ出ていっちゃうのよねー。

初めてふたりで泣いた_b0021311_22411514.jpg

by mellowww | 2015-07-28 22:40 | おかあさんの病気について